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小学5年生の授業

娘の小学5,6年の2年間は、長年、教育方法の研究機関にいて、かなり個性的な教え方をする事で有名な先生が担任になりました。
教科書は第二外国語の英語と州の公用語バレンシア語以外は使用せず、授業内容、宿題のほとんどが実践、実験、自力調査。
最初はどうなるかと思いましたが、小学6年生もあと残り少しの今、この先生に担任になっていただいて本当に良かったと思います。
別の場所に5年生の時からの記録がありましたので、転記します。


2015年9月11日
娘の新学期が始まり、教科書を使わない授業もさっそく始まりました。(バレンシア語と英語だけは教科書を使います。)
ルーティン・ワークは、月に2回先生が決めたテーマについてリポートを作成し、クラス内で発表することだそう。
ちなみに第一回のテーマは『わたしは誰?』。
自分なりに、『わたし』を探求し、表現するんだそう。
もうひとつは、毎日日記をつけること。
そして今日は週末の宿題が出ました。
カメラで『時間』を撮影して、メールで先生に送らなければなりません。
秒、分、時間、などを捉えた写真と言われたそうです。
そして、他のクラスメートには『重さ』 『距離』 『スピード』など、別のテーマが与えられた様子。
「これは何の授業の宿題?」と聞いたら「算数」なんだそうです。
興味津々。

2015年11月2日
今週締め切りの娘の宿題は、『怖い話』を皆の前で発表すること。大勢の前でいかに魅力的に話せるか、が目的のよう。というわけで、先週から娘はネットで落語の怪談を聞きまくっている。落語はもともと気に入ってはいたのだけれど、怪談は怖いから嫌だと避けていたのに、ちょっと成長したんだなぁ。


2015年12月11日
9月からの教科書を使わない授業にやっと慣れてきた子供たち、と親たち、、、。
子供の自主的な学習が多くなった分、親もその環境をサポートするために以前より宿題に関わる時間が多くなり、最初は大変でした。
宿題は学校で与えられた課題を4人グループでまとめる作業、個人スピーチの準備、クラス会議の議題の提案、語学と算数の練習問題などがベースで、特にグループでの作業はやり方がわからず間違って仕上げたり、作業中に喧嘩したり、放棄したりというトラブルも多々ありましたが、だんだん要領が分かってくるにつれ落ち着いてきました。
私も最初は先生がどんな意図で、具体的にはどんな方法で指導するのかイマイチ分かってなかったのですが、作業を見ているうちに、なんとなくそれが分かってきました。
印象的なポイントのひとつは「答えはひとつじゃない」という教え方。
たとえ数式で1+1=2と教わっても、実際の生活では2にならない場合もあるという事、自分が正しいと思っている事であっても、他人は正しいと思わない場合もある事、答えが1つしかないと思い込んでいる事でも、探せばたくさんの答えが出てくる事などを、子供たちに理解させようとしてくれています。
もうひとつ印象的なのは、他人に分かりやすいよう工夫をして自分の意見を主張する、他人の意見をよく聞いて評価するという事にも力を入れてくれています。
いずれも先生が出す課題の中に必ず含まれている要素で、子供たちは課題に従って独自のテーマを設け、作業手順表を作成して作業し、最後に全員の前で発表、聞く側は評価をするという流れの中で、自然に身に着けていくような仕組みのようです。
個人的には学力よりも大事な事だと思うので、このままどんどん吸収していってほしいと思います。
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2005年生まれの娘と東京からスペインに移住して、日本語、スペイン語、バレンシア語、(英語)に挑戦。のんびり楽しく、でも確実に、を目標にがんばっています。

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