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日本への一時帰国 中学一年編

今年の夏も一か月、日本に一時帰国しました。
去年までは小学校に体験入学をさせていただいていたのですが、今年からは中学生なので、本人に聞いてみたら「日本の中学校は行かない。」との事でした。

私としても、無理やり中学に行かせるつもりはなく、その分、空いた時間に自分のペースで日本語学習をしてもらえれば良いかと思い、年末に受験する日本語能力検定試験の問題集と、家にたまっていた学習教材を持参してやらせることにしました。

私の実家に滞在したのですが、朝ご飯が済んだら、まずは日本語学習を30分ほどこなし、それから自由時間というルールにしました。
最初は、近所に新しくできた市立図書館を利用しようと思ったのですが、娘は「人がいっぱいいて落ち着かない。」と気に入らなかった様子だったので、結局は実家でやることになりました。
学校に行かない分時間はたくさんあったので、予定していた量はこなすことができました。

また、去年までに仲良くなったお友達と会う約束をしようと連絡をとってみたのですが、日本の小中学生は夏休みもかなり過密スケジュールで忙しく、なかなか都合がつかなくて苦労しました。
なんとか同じ町内に住む子と都合を合わせてもらい、2回ほど会うことができたのですが、それ以外の子たちは「また来年」という残念な結果になりました。
日本のお子さんたちは夏休み期間も短いので仕方ないですね。

それから、今回は娘に実家の商売の手伝いをさせてみました。
簡単な作業ですが、お客様に挨拶もしなければいけない業務を3日間手伝い、祖父母からアルバイト代として3,000円をもらいました。
少ない金額ですが、本人は初めての報酬とあって、とても満足そうでした。

その報酬を何に使いたいか聞いたところ、今一番興味のある秋葉原に行ってみたいとの事だったので、早速行ってきました。
私も秋葉原は初めてだったのですが、うちの娘と似たような世代~大学生くらいの若者がたくさんいてビックリしました。
お目当てのアニメキャラクター・グッズと、漫画のテクニック本などを買って、最後にフクロウ・カフェに寄りました。

その他には、毎年参加している地元のお祭りで太鼓を叩いたり、別のお祭りで七夕踊りコンクールに出場したり、私の友人とBBQやボーリングを体験したり、映画を見に行ったりと、それなりに滞在期間を満喫しました。

日本を離れる時に「あーあ、もう帰らなきゃいけないのかー。」とつぶやいていたので、楽しめたのではないかと思います。


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中学一年修了

書くのが遅くなってしまいましたが、6月に無事中学一年が終わりました。
この一年、中学校に慣れるのに精いっぱいで、親子ともどもバタバタしているうちに終わってしまいましたが、娘本人はとても有意義な時間を過ごせたと思っているようです。

まず、新しいお友達が一気に増えて色んな情報を得ることができ、世界がぐんと広がったことが一番うれしい様子。
同学年のお友達はもちろん、上級生とのつながりや「友達の友達」という形で他校のお友達もできたそうで、今までに経験したことのなかった新しい交友関係を楽しんでいるようです。

学業のほうは、各教科それぞれ先生が異なり教科によっては苦戦している様子でしたが、本人がコツコツ真面目に取り組んでいたため、最終的には努力を認めていただき、良い評価をいただきました。
終業式では優秀賞という形で表彰もしてもらい、本人も満足していました。

この界隈では、日本のように塾や家庭教師という方法での補習は一般的ではないため、たいていは自力で復習をします。
どうしても自力では難しいという場合は補習クラスに通うのですが、うちの娘は今のところ自習しているので、毎日叱咤激励しながら、なんとか乗り切りました。

思春期真っ只中で色々と難しいことも増えていくとは思いますが、その都度できる限り適切に対応できるようにしていきたいと思います。

田舎暮らしと子供の教育

先日、娘と学校のことをあれこれ話していたんですが、娘曰く、田舎は田舎でも、村や家庭の環境によって学力差がハッキリと出ているとのこと。
具体的には、児童があまりにも少数の村で、先生が一人で複数の学年を担当している小学校出身の子は中学校での留年率が高く、逆に一学年の人数が少ないながらも一学年に一人の先生がいる小学校の出身の子は、成績の良い子が多いとのこと。
まあ、言われてみれば当然のことかとは思うんですが、言われて初めて「なるほどー。」と思いました。

我が家は娘が幼稚園生の頃はバレンシア市内に住んでいて、中途半端な都会暮らしより、のびのびとした田舎暮らしを選んで今の村に来たのですが、その当時は村の規模によって学力に差が出てしまうなんて、全く気にしていませんでした。
私たちが移住する時に確認したのは、小学校と中学校が村の中にあるので便利、というくらいで、まずは大らかに楽しい生活を、という気持ちのほうが強かった気がします。

娘がだんだん成長するにつれ、せめて人並みの学力くらいはつけてもらいたい、などと思うようになり、中学生になった今では、娘自身も進学を希望するようになったので、のびのびしているばかりではいられない、という状況になりつつあります。

たまたま私たちの移住した村は、小学校も一学年ずつ担任の先生がついていて、しかも都会よりも少人数で丁寧に教えてもらったので、都会にそのまま住むよりずっと良い学習環境を得られたと満足しているのですが、そこまで予測して来たわけではないので、ラッキーだったという感じです。

もし、もっともっと規模の小さい村に移住していたら、親が付きっきりで復習でもしない限りは学力を維持するのが難しいでしょうし、実際にそうして熱心にやっているご家庭のお子さんは中学校でもがんばっているようですが、そうでないお子さんは、小学校の6年間の学力差が中学校で大きく出てしまい、かなり苦戦を強いられているとのことです。

うちは共働きですし、夫も私もそこまで教育熱心ではないので、今の村より小さい所にいたら娘はおそらく苦しい状況になったんじゃないかと思います。
そう考えると、偶然でもそれなりの規模のある学校に入れて良かったな、と最近よく思います。

これからお子さんと一緒に田舎暮らしをしようという方は、その点も考慮されると良いんじゃないかと思います。

本市場

4月23日は世界図書・著作権の日で、バレンシアではこの日にちなんで毎年本の市場が色んな場所で開催されます。
娘の中学校では、遠足でバレンシア市内の美術館を見学したあと、本市場に寄ってそれぞれ好きな本を買い物できる時間を与えられました。
この本市場は普段よりも10%オフで購入できるのでお得です。

スペインでは本がかなり高いので、本好きな子供たちは普段限られた数しか買ってもらえないストレスを抱えています。
足りない分を図書館で借りたり、友達から借りたりしているのですが、自分の気に入った本が見つかるとは限らないため、好きな本を安く買えるチャンスはとても貴重です。

娘もこの時とばかりにおこづかいを持参して、自由に買い物を楽しんで大満足で帰ってきました。
合計5冊を買ってきたのですが、そのうちの2冊はそれぞれ異なるシリーズものの中の1冊で、同じシリーズが好きな友達と分担して1冊ずつ購入し、回し読みをするとシリーズ全部が読めるように工夫をしたようです。

今では電子書籍もだいぶ普及していますが、私は個人的に紙の本が好きなので、子供たちがみんなで回し読みをしたり、本を大事に扱っている姿を見るのはとても嬉しくなります。

皆でわいわい騒ぎながら買う本には、その楽しい思い出も残っていいものだな、と思いました。


スペインの中学校制度について

最近、娘と一緒にいる時間が長くなり話す機会も増えたので、中学校の状況についても徐々に明確になってきました。
こちらの中学校は4年制で、娘の通う村の中学校の場合、一年生は48人、2クラスに分かれています。
娘の話だと、2年生は同様に50人弱ほどで2クラスあるそうですが、3年生、4年生は半分の20~25人で1クラスだそうで、これは毎年このような状況になっているそうです。

3年生から人数が減ってしまう理由としては、スペインの義務教育が16歳を迎えるまでとなっているため、途中で16歳になった子が辞めてしまうのと、2年生が終了すると、就職を目的とした2年制の専門課程に進むことができるので、高校や大学に進学を希望しない子たちが3年目からゴッソリいなくなるからとのこと。

こちらの小中学校には留年制度があり、小学校で1回、中学校では1~2年生の間で1回、3~4年生の間で1回の合計3回の留年の可能性があるので、小学校で1回留年した子が中学でも留年すると、早い子は2年生を終えると16歳に達し、義務教育を終えることになります。

つまり、中学2年生までは全員が一般教養を受け、3、4年目に辞めてしまう子、3年目から専門課程に進む子、3,4年も続けて一般教養を受けて高校を目指す子に分かれるということです。

3,4年も中学校に残って一般教育を受ける子は、3年目から希望により理系、文系に分かれ、中学校が終わったあとは2年制の高校に進んで大学を目指すか、2年制の専門学校に進みます。

日本とは制度がかなり違うので、いまだに把握しきれてはいないのですが、事あるごとに娘から話を聞くようにして、なんとか状況を理解するようにしているところです。

娘はそのまま進学希望なので、2年生が終わるころには文系か理系かを選択し、中学が終わるころにはどんな分野を勉強していくのかを具体的に決めなければなりません。
小学校が終わると、急に慌ただしく進路を考えなければならないような感覚ですが、子供も早い段階で自分が何を目指すのか具体的に考えていたほうが勉強しやすいような気もします。
一方、途中で中学を辞めてしまう子たちは当然就職にも苦労するようなので、それは現状の義務教育制度の問題点でもあると思います。

今後、娘やクラスメートたちがどんな道を選んでいくのか、興味深く見守っています。

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KIKA

Author:KIKA
2005年生まれの娘と東京からスペインに移住して、日本語、スペイン語、バレンシア語、(英語)に挑戦。のんびり楽しく、でも確実に、を目標にがんばっています。

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