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学級崩壊

バレンシア語の先生が産休をとり、代わりに来た先生と生徒たちの間で、大きな問題が起こっています。

代わりに来た先生は50代くらいで、教員資格はあるものの、今まで教員として働いた経験はあまりない様子。
しかも、周囲の意見や生徒の意見を聞かず、強引に自分の意見を押し通そうとするようで、まずはその態度のせいで生徒たちがストレスを抱えました。

その後、教科書を使わずいい加減な授業をやったり、テストの時間に教室に現れなかったり、テストの採点が滅茶苦茶で正解が不正解になっているなどのミスが大量に見つかったり、生徒からの質問に嘘をついたり、生徒の態度が悪いという理由で、休み時間に生徒たちを教室に閉じ込めて出られなくしたりと、毎日のように問題が起こり、生徒たちも我慢の限界に達してしまいました。

生徒からの苦情を受けて、校長先生がこの先生の授業には別の先生をもう一人監督としてつけてくれたのですが、日を追うごとに代わりの先生と生徒たちの関係は悪化し、言い合いになったり、先生の話をまったく聞かなくなったりと、授業はまったく進まず、誰も手をつけられない状態に陥ってしまいました。

親たちもそれぞれ頭を悩ませていたのですが、校長先生からの提案で、父兄が正式な文書による嘆願書を出し、県の教育監督者に現状を見てもらい、判断をしてもらうことになりました。

娘の中学校は多くの小さな村の子供たちが集まってきているので、それぞれの父兄に説明して嘆願書に署名してもらうのはひと苦労かと思ったのですが、SNSやメールなどを駆使して、2日で提出できました。
もちろん中心になって動いてくれた父兄が何人かと、先生たちの協力もあったのですが、あまりに早かったのでビックリ。
どの親もこの問題をかなり重くみているということですね。

とりあえず、一歩前進した感があります。

なぜこんな事態になったのか、その原因の一つは、人事のシステムにあると思います。
今回のように、代教の先生を配置する場合、就職希望者リストの中で上位にランキングされている人から採用されるようなのですが、そもそも そのリストは現在収入がない人を優先するようで、経験などは二の次のようです。
問題の先生は今まで旦那さんの収入で長年生活していて、旦那さんが亡くなられたあとは、旦那さんの遺族手当のようなものを支給されていたそうで、教員としての経験はほぼ無いに等しいようです。
おそらく収入面から、リストの上位にランクしていたとのこと。
収入でランク付けするにしても、採用にあたり、教員としての能力を十分に検討しないというのはいかがなものか、、、

こんないい加減な人事なのに「別の先生に変えて欲しい」と要望を出しても、それはなかなか通らない事が多いようで、今回もこの先どのような展開になるのかは予測がつきません。

ただ、この事態をこれ以上悪化させるのは子供たちにも良くはないので、それぞれの親が子供と話し合い、その先生を刺激するような態度は極力避け、学校側の対応に応じるように説得させることになりました。
何人かの親からは、「うちの子は心から納得しなければ態度を変えないと思う。」という話もあり、それも一理あるとは思いましたが、とりあえずうちの娘には、事情を理解してもらいました。

さて、どうなることでしょう。


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他校との交流会

娘の中学校で、バレンシア語の先生が企画した他校との交流会がありました。
これは単に他校の生徒と交流するというものではなく、半年以上前から各々の生徒がとある他校の生徒と個人的な文通を体験し、その後実際に会うという企画でした。
娘の文通相手は利発そうな女の子で、何度かの文通でお互いの趣味や興味の話などを交換し、今日の交流会を楽しみにしていました。

今日は他校の生徒さんたちがうちの村にやってきて、村の生徒たちが学校や村を案内するという予定になっていました。
帰宅した娘に感想を聞いたところ、文通していた女の子は思っていた以上に華やかな子で自分の仲良しグループでかたまっていて交流する気がない様子だったそうで、残念ながらあまり話はできなかったとの事。
そのかわり、他の女の子たちと意気投合して、連絡先などを交換して今後仲良くできそうだと喜んでいました。

その他全体的な様子を聞いてみたところ、いわゆるカッコイイ系の子たちは、交流するどころか対立の姿勢でお互い牽制していたそうで、本来の目的からはだいぶ外れてしまったようです。
まあ、そういう年頃なので仕方ないかとは思います。

また、今回交流した他校はバレンシア郊外にあるとはいえ、うちの村よりははるかに規模が大きく都会的な生活をしている場所なので、子供たちもだいぶ洗練されていてビックリしたようです。
特に女の子たちの違いは顕著で、目立つ子たちは、フルメイクで髪や服装もモデルのようだったとのこと。

村の子供たちは少なからず色んな刺激を受けたようで、娘曰く「みんな大人っぽくて同い年とは思えなかった。」だそう。
いつも小さくのんびりした環境にいるので、たまにはこういう刺激を受けるのも良いかも知れませんね。



初のコンクール参加

去年の今頃、近くの大きな街が主宰する作文コンクールがあり、仲良しのクラスメートが見事1位になりました。
娘はその時、「私は作文とか、そんなに得意じゃないし、興味ない。」と言って参加しなかったのですが、仲良しの子が受賞したのが刺激になったらしく、今年は「参加する。」と自分から言い出しました。

理由を聞くと、「参加するだけで、学期末の成績に1段階加算してもらえるから。」とのこと。
この中学では成績は10段階評価なので、例えば本来の成績が6だったら7にしてもらえるという事のようです。

先生に参加の意思表明をして、締切日までに作品を仕上げることになったのですが、、、
娘は何事も要領が悪いので、心配していたとおり、締切日の間際になっても「アイデアが浮かばなくて途中までしか書けない。もう来年用にしちゃおうかな、、、。」と弱音を吐いていました。
せっかくの機会なので、なんとか自分で奮起してもらおうと思い、「今できない事は、来年なんて言っていても、来年もできないと思うなー。これは自分との闘いだからね。自分に負けちゃうってことだよね。」とチクリと言って、あとは放っておきました。

それでも締め切り直前までほとんど手付かずのままでいる様子でしたが、締め切り前日になって、急に「今ね、書いてるんだ!」とエンジンがかかりました。
が、夜になっても終わる様子はなく、結局朝の4時までかかって仕上げて、次の日はボーっとしたまま登校しました。

本人には、「もっと早くから計画的にやらないとね。」などと言いましたが、自分でやり遂げたのは本当に良い経験になったのではないかと思います。
たとえコンクールで結果を残せなくても、もう充分色んな事を学んだようです。


日本語能力試験N2 続編

今日は、娘が12月に受験した日本語能力試験N2の結果が発表されました。
結果は合格。
ほっとしました。
採点結果は、言語知識(文字、語彙、文法)が60点満点中55点、読解が60点満点中60点、聴解が60点満点中60点で、総合得点が180点満点中175点。
評価は文字、語彙がA,文法がAでした。

本人が思っていたよりも良い結果だったらしく、とても喜んでいます。
今回、試験日の約1年前から問題集を使った受験勉強を始めたのですが、中学校の宿題やテスト勉強を優先せざるを得ないので、日本語の勉強はなかなかはかどりませんでした。
強制するのは逆効果になるので、時間に余裕がある時を見計らって「一緒にやろう!」と誘い、分からないところは一緒に確認するようにしました。
また、夏休みの日本滞在時に毎日午前中に問題集をやるようにして、集中的に学習しました。

そして問題集がひと通り終わったあと、もう一度最初からやるようにしたので、2回目以降は娘だけで自習することになったのですが、やっている気配がまるでなく、、、「日本語やってるの?」と聞くと「うーん、時々やってるよ。」と答えるだけでちょっと不安でしたが、「日本語を覚えるのは誰のためなのか、よく考えてね。」と言うだけにとどめ、あとは本人に任せました。

あとから聞いたところによると、中学校に問題集を持っていき、休み時間に図書室で自習していたのだとか。
言われなくても自分からコツコツ勉強するとは思ってもみなかったので、私的には合格の結果よりも嬉しく思いました。

今回の経験で思ったのは、普段の生活に日本語の受験勉強を加えるのは結構な負担で、特に本人は中学校の勉強がどんどん難しくなってきている最中だけに、苦しくてもやり抜くだけのモチベーション維持が重要だな、ということです。

娘は、ちょうど中学で進路について考える事が多くなり、「理系か文系か」「将来はどうする?何がしたい?」といった会話が増え始めた時期だったので、加えて「日本語は将来どう役に立つか」という話を私から積極的にするようにしました。
本人が日本語学習をメリットとして受け入れなければモチベーションも上がらないので、勉強しろと言う代わりに、日本語と娘の将来を結び付けるアイデアをたくさん出すようにしました。
その話の中で、娘がいくつか気に入ったアイデアが見つかり、自分の将来を具体的にイメージできるようになった時に、自分からどんどん学習するようになりました。

N2が合格したので、次は最上級のN1を目指すと意気込んでいます。
聞くところによるとN1はとても難しいらしいので、さらに長い時間をかけて準備しなくてはなりませんが、本人がやる気を失わないよう、アイデアを絞ってサポートしていこうと思います。


日本語能力試験N2

娘が今年の1月から準備してきた日本語能力検定試験をバルセロナで受験してきました。
私たちの住むバレンシアでは試験がないので、マドリッドかバルセロナに行かなければならないのですが、娘の希望でバルセロナを選びました。
レベルは5段階のうち上から2番目のN2で、これに合格すると高校受験が可能なレベルらしいです。

試験当日は朝9時に受付が始まるため、前日からバルセロナ入りしました。
ところが、この週末は利用する電車が区間工事のために一部の主要駅で運休があり、前日に行ったにもかかわらず地下鉄と電車を何回も乗り継いでやっとホテルにたどり着く、という状況でした。

もともと試験がメインだったので、午前中にバレンシアからバルセロナに移動、バルセロナでゆっくり昼食を食べて、今回唯一の観光、サグラダファミリア見学をしたら、まっすぐホテルに向かってリラックスする、というプランだったのですが、それでも結構時間に追われながら予定をこなし、ホテルには予定よりちょっと遅い20時半ごろの到着となりました。
前日の娘は始終リラックスしていて、あまり緊張感もなく、こちらが心配になるくらい普段通りでした(笑)

そして夜はグッスリたっぷり睡眠をとり、朝は機嫌よく起きて、ホテルのビュッフェで朝食をしっかり食べていざ試験会場へ。
会場には付き添いは一切入場できないので、夫と私は試験が終わるまで外で待つことになりました。

会場に来ていたのはほとんどが大学生くらいの年齢の受験生で、娘くらいの年齢の子は2人くらいしか見かけず、娘も最初はちょっと不安そうでしたが、すぐに開き直って一人で会場に入っていきました。
N2の試験は途中の休憩も含め約3時間半、その後アンケート記入などがあって約4時間ほどかかり、やっと午後2時ごろ試験会場から出てきました。

早速試験の状況を聞いてみたら、問題は31ページの小冊子状のものを渡され、制限時間までにそれを終わらせるというもので、内容的には語彙、文法、読解で105分、その後30分ほどの休憩のあと、聴解が50分でした。

問題は回収されてしまうので、試験後、覚えている限りで不安なところを答え合わせしたところ、語彙で2問ほど不正解、あとは自信があるとの事だったので、まあ、なんとかなるかな、、、?(結果は2か月後)という感じです。

そしてもし、今回の試験をパスしてもしなくても、今後の学習課題がハッキリしました。
娘の試験の感想で、試験の出題スタイルは、一年間使用した問題集とほぼ同じであったにもかかわらず、出題された語彙は問題集では一切学ばなかったものばかりだったとのこと。
今回の試験で娘のウィークポイントは語彙力だと判明したので、今後は日本語での読書や読解問題で分からない言葉を徹底的に辞書で調べて覚えることと、娘のレベルに必要な語彙の学習書を見つけて、確実に学習していくことが必須であると確認できました。
これが今回の受験の一番大きな成果だったのではないかと思います。

今後も焦らず、楽しく、確実に日本語を学習できる環境を与えられるよう、工夫していこうと思います。

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KIKA

Author:KIKA
2005年生まれの娘と東京からスペインに移住して、日本語、スペイン語、バレンシア語、(英語)に挑戦。のんびり楽しく、でも確実に、を目標にがんばっています。

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